育休1年取得するにあたり色々調べてみたけど、メリットがありすぎたのでまとめてみる。
※仕事をライスワーク的に考えている人が対象である。バリバリ働きたい人は育休なんかとらず働きなさいな。
1. 育児給付金を貰いながら子育てできる
これは言わずもがな、6ヶ月までは給料の67%以降は50%が支給され、所得税や健康保険免除・翌年の住民税減額(課税所得が減るため)もされるので実質手取りの6割〜8割貰えるイメージ。注意点はボーナスは支給計算に加算されず、育休中のボーナスは会社次第なところか。
個人的に子育ては仕事よりやりがいや幸福度はバチクソ高いので、そんな子育てをしながら金まで貰えるなんて最高以外なにものでもない。
2. 通勤せずに丸儲けできる
育児給付金は給料の50%〜67%貰えるけど、支給計算には通勤手当や資格手当等の月々もらっている金額も含まれる。私の場合、自家用車を借り上げ車両として仕事で使っているので、月々1万円ほど手当をもらっている。育休をとれば車を使わないのに育児給付金が増額される。
車は1年間で約1万キロ程度使用しており、走った分オイル交換やタイヤ等の経年劣化が生じるが、1年育休を取ることでその分寿命を長くすることもできお得である。もう10万キロ以上乗っているボロ車だが、会社を辞めるまでなんとか持ちこたえて欲しい。
3. 育休明け後、有給が支給される
育休は休暇ではなく勤務しているとみなされるので、1年勤務すれば有給も当然支給される。1年育休を得て復帰後は、10日間程度さらに休める・・・考えただけで幸せ〜。
さらに有給は勤務年数によって付与日数が増えるので、勤務年数を1年伸ばせる育休のは最強と言わざるをえない。
4. 退職金が増える
育休が貰えるという同じ理論で退職金も1年分加算されることになる。1年休んで退職金貰えるとかもう手品かな?
弊社では企業型確定拠出年金が退職金代わりになっている。月々1万5千拠出されるから1年で18万の儲けだ。全米株式インデックスに拠出しているので1年という時間を味方に資産を増やすことが出来るのもうまい。
5.仕事のことを考えなくていい
仕事というのは定時後であろうと休暇中であろうと常に脳内を彷徨っている。明日資料や段取り等々、、、仕事から開放されるのは土日やGWや育休1ヶ月程度では無理だけど、1年休みとればさすがに開放されるだろう。
会議、予算、目標、報告、連絡、相談、電話、通勤、催促、見積、成長、資料、メール、謝罪、愛想笑い等々 これらから開放されると思うと今から楽しみでならない。
6. 復帰後は働きやすい環境になる
サラリーマンの働く環境は日々良くなっている。例えば建設業・運送業は糞ブラック環境だが、残業や休日出勤の規制が2024年から始まった。まぁすぐに改善されるとは思わないが2025年には今より良くなっているだろう。教師の残業代も改善される。育休取得率も年々上がっている。ブラック企業はいざしらず、まともな企業なら年を重ねるごとにサラリーマンにとって有利に働く。経営者は苦しいだろうけどね。
7. 復帰後は簡単な仕事で給料GET
1年も職場を離れて後の仕事は、難しい仕事に当てられることは無い。会社のシステムや部署の同僚も変わっている場合がある。なので、まずはシステムの説明や引き継ぎ等、まるで新人のような仕事がメインになるはずである。それらの仕事の難易度や責任も低い。そんな仕事で給料もらえるので儲けもんだ。逆に1週間や1ヶ月程度の育休しかないと、引き継ぎ・復帰後の対応で忙しいそう。
8. 転職活動がしやすい・有利になる
勤務しながらの転職活動はそれはそれは大変だ。面接にいくのは基本平日だし、履歴書もかかないといけないし、スーツ等身だしなみやお祈りされた時のメンタルケアも必要となる。育休とれば子育ての合間に余裕をもって転職活動ができる。
また、育休中に転職しなくても育休後にも転職には有利に働く。それは職務経歴書の勤務年数を合法的に1年盛れるからだ。2年しか実働で働いてなくても1年育休をとれば、世間では「石の上にも3年座ることができた人」扱いされる。当然、転職先に育休1年取ったということは言う必要もない。
9. 家族と旅行に行ける
仕事をしていると家族旅行はなかなか行きづらい。GWや年末年始はどこも人混みかつ高額なので行く気にもなれない。育休をとれば平日に旅行に行けるので割安価格で人混みも避けることができ一石二鳥だ。また、生後5ヶ月〜12ヶ月は旅行の黄金期と勝手に名付けている。
第一子目の時はこの頃に沖縄やら北海道やら行った。生後5ヶ月目以降は十分首が座っておりかつ一人で歩きまわったりもしないので、危険が少なく、抱っこ紐があればどこでも行けた。また飛行機や電車代は無料なのでお財布にも優しい。数日・数ヶ月の育休ではもったいない。やはり1年の育休取得が重要だ。今から旅行が楽しみでならない。
10. 夫婦間の関係がよくなる
女性は子供が生まれると夫に向けれれていた愛情が子供に向かう。夫婦間の関係を維持・回復させるには出産直後に子育てに関わりが重要だ。逆に子育てに関わらなければ子供が独立したころに熟年離婚や家庭内別居になりかねない。
子供から愛情を奪取するつもりで子育てが必要なのだ。1週間、1ヶ月育休を取って子育てをして何が分かるというのか。それはただ妻の手伝い・子育てごっこをしているに過ぎない。
もはや1年育休を取ることは、夫婦円満ひいては自分の為にもマストである。