昨日は有給をとったので久々に地元の温泉にいった。有名な温泉でもなんでもないが、自分にとっては有馬温泉や草津温泉を凌ぐ温泉だ。
その温泉はなんといっても近い、家から車で20分程度で着く。有名所の温泉は効用や観光地として素晴らしいかもしれないが、行くまでにかなりの時間がかる。リフレッシュするつもりでいったのに逆に疲れては本末転倒だ。
またその温泉の素晴らしいところは景色を楽しめるところだ。川を見下ろせる場所に位置し緑もある。あとはサウナにテレビもないのもいい。ほとんどの温泉のサウナにはテレビがあるのが理解できない。せっかくリラックスしたいのに俗世の情報が入ってきてうっとしい。
景色がいいこと、サウナにテレビが無いこと。こと２つの条件で家周辺の温泉を巡っていた時期があったが、マッチした温泉には出会えなかったので、最近は同じ温泉ばかりをリピートしている。
リピートしている割には、前売り券を買うと100円引きになることを初めて知った。HPに小さく紹介されておりこれには気づきにくい。３時間程度入っていたが、ぼーとする時間が素晴らしかった。700円でこの至福を味わえたのでコスパ最高だと思う。
平日に温泉に行くと、若い人はいなく決まって60代以上であろうおじさん達が多く占めている。そこで２人のおじさん達の気になった会話をしていた。
おじさんA「今週は何回温泉にきた？」
おじさんB「今週は１回しかこれなかった・・・年取ると足が重くてね」
おじさんA「いやいや、来るだけ大したもんだよ、これなくなったらオシマイよ」
おじさんB「年は取りたくないね、年取ると代謝も悪く汗もかきにくくなる」
なんとも言えない会話だった。年を取ると足が重くなるよな。昨日のブログでも温泉くか行かないか迷っていた旨を書いた、私も足が重くなってきているんだろう。でも来てみたら最高だったので来てよかった。
年を重ねる毎にこんな最高の出来事に会う機会を逃していくのだろう。逃す前に早くリタイアしたいと思った一日だった。
